もったいない
- noriyuki kawakami
- 2021年4月9日
- 読了時間: 2分

農業は大変な仕事です。農家のお年寄りの手や腰はその大変さを物語ります。
なのに作った野菜や果物の約3割が、見た目が悪い。大きさが規格に合わない。出荷量が多すぎて相場が下がる。などの理由で市場に出回らずに廃棄されています。 まったくもったいないです。
たとえば、人参は、二股、コブ、身割れが出来たものは出荷できずに畑に大量に廃棄されています。
「半分ぐらいは畑に捨てるよ。」と話す農家の方もいらっしゃいます。
ごく一部は給食センターや加工用として食品メーカーに引き取られることもありますが、それはごくごく一部です。
何故って?
サイズや形がバラバラでは、出荷用の箱に決められた数が入らないから。→ 卸売市場に出せない。
スーパーなどで値段が付けられないから。→ 一本いくらで売れない。
などですが、要は販売者が売りやすいものを提供しないと作った人参がお金にならないからです。
テレビのニュースなどで、毎年のようにキャベツやハクサイが畑に山積みに廃棄されている場面が流されます。なんとかならないかと思うのは、生産者の農家も私たち消費者も同じです。
廃棄される農産物にも肥料、燃料費、人件費などのお金だけでなく苦労、愛情も同じように掛けられています。本当にもったいない話です。
しかし、最終的に買って使う私たち一般消費者は、人参を煮物やカレー、サラダなどに使うときは包丁でカットして料理しますし、野菜ジュースにするなら形や大きさはまったく関係ないです。
私たちACTは、これら今まで捨てられてきた農産物を広く一般にお届けする事業を推進します。
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